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街猫たちの現住所のこと

Posted by steampump on   6 comments   0 trackback

街猫さんたちがどんな感じで暮らしているのかは、
なかなか伝わらなそうなので、
とりあえずそれぞれの位置関係の地図を作ってみましたよ。

クリックすると大きいバージョンです。
machinekomap.jpg

肉球が確認している街猫さんたちの数です。
どんな場所なのか想像しながらお楽しみ下さいね。


2013_5_18 update
サイズを大きくしました
ニャンコの性別を追加しました
ちょこっと間違っていたところを直しました
黒猫太巻きくんを追加しました

*なんか変わんないよ…って人はリロードしてくださいね(^^)

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ネコと隙間に関すること

Posted by steampump on   2 comments   0 trackback

まったく奴らときたら隙間さえあれば入り込もうとする。
隙間さえあれば覗き込もうとする。
からだが入る場所ならどこへでも入り込んで、
隙間からこっちをじーっとうかがっている。
まるでこちらが視線に気づいて驚くのを楽しみにしているみたいだ。

ほら!見てみろ!
非常階段の下から!!
25_4_12_001

錆びた扉の向こうから!!
25_4_12_004

こんな狭い隙間の向こうにも!!
25_4_12_002

雨降りの日にはこんなところで目を光らせ…
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ご丁寧にフェンスを突破して…
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雪山を登り…
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車の陰からだって…
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時にはご家族で…
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そして恋人同士で…
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なぁ、なんで隙間が好きなんだい?
2013_4_12_021

え?分からないって?
そんなことは無いだろう。
だって君達は暇さえあれば隙間を覗いて、
隙間に入り込んで…。

そんなことしてないって?
嘘をつけよ。
そんな事いったって俺は騙されないぜ。
だってほら、あそこを見なよ!
言わんこっちゃないぜ。
2013_4_12_020



ネコは隙間が好き。
狭いところが好き。
狭いところから街を…人間を眺めているのが好き。
目をまん丸にして、
鼻をヒクヒクしながら
からだを丸めて
いつも隙間から見ている。
変な癖だね。
まったく変ないきものだ。

冬の街猫のこと。

Posted by steampump on   2 comments   0 trackback

足早にやってきた冬の便りはこの街を柔らかに包み込む。
大地はまるで綿の国のようだ。
地を這うものはその冷たさを感じながら
ここから半年をこの氷の綿の国で過ごさなくてはならない。



昨年11月、この街の古い横丁にあるビルとビルの隙間に住む猫たちと出会った。
例年に無く暑い夏の後、短い秋は足早に過ぎていって、
いきなりの冬が舞い降りたころ、この横丁に猫の足跡を見つけた。
周りを見るとカリカリが一粒。
間違いなくこの近くに猫の棲家があると確信して付近を捜索する。


古いビルの隙間にある木製のドア。
入口には小さな閂。
左右を見渡す。
幸い誰も見ていない。
ドアを静かに開けると、そこに居たのはこの夏生まれた小さな小さな命。


出会ったのはのはおにぎりくん。
あどけない表情で横丁に置かれたスノコ板やエアコンの室外機の台の上を跳ね回る元気な子猫。
この頃既にスノコ板の上は凍てつきはじめている。
最低気温は既に氷点下となっていたのだろう。


もう一匹は猫耳くん。
おにぎりくんとは違って引っ込み思案な性格ゆえ近づいては逃げられを繰り返していた。
それでも愛らしい表情は俺をひきつけてやまなかった。


朝、扉の下から撮った写真にまた一匹。
アニキだ。
この猫とは別の場所で遭遇していた。
お前もここの住人か。
それにしてもいったいここに何匹の猫が住んでいるのだろう。


毎日通ううちにも雪は降り続ける。
猫マンションと呼んでいた発砲スチロール製の家も新調された。
これは朝寝起きのおにぎりくん。


降り積もる雪に横丁の通路も段々と狭くなっていく。
ビルと接した部分はビルの持つ熱で雪が積もるのが遅い。
猫達の格好の通路となる。


横丁の通路で豪快にあくびをする姉さん。
これで4匹目。


横丁の隣のブロックでひとりで暮らしていたJr.。
この場所はビルの排気で雪が積もり辛いのか地面も乾いている。
但し、風通しが良すぎて酷く寒い。


横丁の雪はどんどん積もる。
この頃から朝、雪かきをするのが日課になった。
雪たまりの向こうから顔を出す猫耳くん。
新築マンションも床すれすれまで雪が積もってしまった。


同じ場所にアニキがたたずむ。
新築マンションの入口が雪に覆われていく。
雪かきが間に合っていない。


ちょうどその頃隣のブロックから引っ越してきたJr.。
この横丁を贔屓にしている焼き鳥屋さんの女将さんによれば、
もともとここに住んでいた兄弟だったが、いつの間にかはぐれてしまったのだという。
そういえばちび達、特に猫耳くんに顔が良く似ている。
これで五匹目。


チビ猫二匹。
初めてやってきたいきなりな雪の季節。
いつ終わるか知れない氷点下の世界に驚く間もなかったのだろう。
彼らはやがて来る春を知らない。
見上げる空は灰色。


横丁はすっかり雪景色。
朝から縄張りを見回る姉さん。
冬の晴れ間は彼等にはご馳走だ。


雪はなおも降り続ける。
新雪の積もる中で寝起きのアニキ。
頼れるアニキはチビ猫達のお手本だ。


氷点下の街では水の確保も大問題。
前夜いただいた水も朝にはカチカチに凍ってしまう。
食事の後は雪を食む。


冷たいだろうがそれも言っていられない。
水は生命の源。
かくもたくましい街猫。


猫マンションの中。
差し入れられた毛布を敷き詰める。
奥の寝室から猫耳くんが寝起きの顔を見せる。


猫マンション前の雪はなおも積もる。
出入り口はスロープになり始めた。
潜り込む様に寝床に入る姉さん。


年明け、大雪が街を襲う。
Jr.とアニキに雪が降りしきる。
振り払っているのはJr.か?。


新雪が舞い上がる。
姉さんの短いシッポが砂糖をまぶした様に真っ白だ。


年明け最大の大雪の朝。
横丁も雪に埋れた。
駆けつけると総出で出迎えられた。
訴える様な目に気持ちが締め付けられる。


その頃の横丁。
雪は猫マンションの庇まで積もった。
猫たちは身を寄せ合って冬を耐える。


そんな雪の中でもチビ猫達が元気なのが嬉しい。
囲いの向こうから愛らしい顔をのぞかせるおにぎりくん。


隣のビルの壁に手を伸ばすJr.。
俺には壁に伝わる温もりを確かめている様にも見えた。


チビ猫二匹のお手本はJr.。
細い足場の上も器用に登ってこの表情。


降りしきる雪。
鼻についた雪を舌で器用に舐め取る。
fc2blog_20130402145232c76.jpg

雪解けが近づいてきた。
積もった雪の中から色々なものが顔を出し始める。
多くは冬の間、カラスが落とし、人間が捨てたゴミ。
それでも何か無いか確かめてしまうのが猫の性。


猫は人間がいなくては生きられないいきものなのかもしれない。
現に横丁の猫達も食べ物や寝床を施され生きている。

でもこの5ヶ月間、横丁の猫達が過ごした冬を見ていて、
彼らが冬を生き延びたのはやはり彼らの力だったと思う。

彼らはきっと人から施しを受けなくとも、寝床を提供されなくとも、
自らエサを探し、ビルの隙間にもぐりこみ、
厳しい冬を乗り越えるだけの知恵と能力を持ちあわせていたと思う。
それほど彼らはたくましかった。

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